比嘉一貴「生涯のうちにオーガスタでプレーすることは夢だった」 特別招待で初のマスターズへ


比嘉一貴

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 男子ゴルフの日本ツアー賞金王を初めて獲得した比嘉一貴が4月のメジャー初戦マスターズ(米ジョージア州・オーガスタナショナルGC)に特別招待選手として初出場することが5日、マスターズ委員会から発表になった。

 比嘉は日本ゴルフツアー機構(JGTO)を通じてコメントを発表した。

 「新年早々、とても嬉しい知らせでした! 招待のお話をいただいた時の喜びは特別なものでした。

 生涯のうちにオーガスタでプレーすることは夢でしたし、画面越しで見ていた憧れのトーナメントに出場できることが今から楽しみです。

 オーガスタの厳しいセッティングも楽しめたらと思いますし、出場の機会をいただいた以上は結果を出せるようにしっかり準備をして、大会に臨みたいと思います」

 マスターズの出場資格の一つに前年末時点での世界ランキング50位以内がある。比嘉は68位で届かなかったが、日本ツアーで昨年4勝を挙げた活躍が評価された。米国のアマチュアのゴードン・サージェントも招待された。

 マスターズ委員会のフレッド・リドリー会長は「世界中のアマチュアゴルフとプロゴルフの両方を高める機会を優先する。したがって、他の資格のない2人のふさわしいプレーヤーに招待を拡大した。国際舞台あるいはトップレベルのアマチュアの舞台で彼らは昨年、才能を示した。4月に彼らを迎え入れることを楽しみしている」とコメントした。

 日本勢は21年大会覇者の松山英樹が出場権を持つ。

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