稲見萌寧「いっぱいいっぱいだった」 アプローチでしのいで開幕戦は2位


16番でバーディーパットを外してしゃがみ込む稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

16番でバーディーパットを外してしゃがみ込む稲見萌寧(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦▽ダイキンオーキッドレディス 最終日(5日、沖縄・琉球GC=6560ヤード、パー72)

 4打差4位から逆転を狙った稲見萌寧は3バーディー、1ボギーの70で、7アンダー2位だった。5番で3メートルを沈めて、首位との差を1打に詰めたが、「いっぱいいっぱいだった」と振り返った。

 この日のパーオン率は50パーセントを切り、「アプローチをめちゃくちゃ頑張りました。しんどかったです」と苦笑い。オフに大幅な改造に取り組んだ新スイングで、今季を戦う。4日間を通じて「徐々に荒れた。今日はドライバーでミスがあった」と分析した。 優勝には3打届かなかったが、上々の新シーズンのスタートを切った。「開幕戦での2位は初めて。トップ10を目標にしていたので、そこはクリアできてよかった」と充実感を漂わせた。

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