山下美夢有
昨季の国内女子プロゴルフで１９８８年のツアー制施行後、史上最年少の２１歳１０３日で年間女王となった山下美有夢（みゆう、加賀電子）が８日、株式会社ニューバランス（東京・千代田区）とフットウェア契約を結んだことを発表した。同社とは米大リーグエンゼルスの大谷翔平投手や２１―２２年賞金女王の稲見萌寧らも契約している。
山下は、同社を通じて以下のコメントを発表した。「今年度よりニューバランスのフットウェア契約アスリートとなりました。多くのアスリートの契約しているニューバランスへ仲間入りができ、大変光栄に感じております。今シーズンもまずは１勝目を目指して、日々努力を重ねていきます。また、一人でも多くのファンの方々に感動を与えるようなプレーをしていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
同社によると、山下が着用するのは、シューレースタイプのソフトスパイクモデル「２５００」。日本人に合う足入れ感、ビッグＮロゴとヒールオーバーレイでサポート性を高めたアッパーと、抜群のクッション性を発揮するＦｒｅｓｈ Ｆｏａｍ Ｘミッドソール、ねじれを抑えるＴＰＵプレート、グリップ性を向上するスパイク配置、足のずれを抑える防滑性に優れたインソールなど、プレーの質を高める機能を多彩に搭載しているという。
◆山下 美夢有（やました・みゆう）２００１年８月２日、大阪・寝屋川市生まれ。２１歳。５歳から父の影響でゴルフを始め、大阪桐蔭高３年時の１９年に全国高校ゴルフ選手権で優勝。同年１１月のプロテストに合格し、２１年４月のＫＫＴ杯バンテリンレディスで初優勝。２２年５月のワールドレディスサロンパスカップでメジャー初Ｖ。昨季は最年少で年間女王、最優秀選手賞に選出された。ツアー通算６勝。１５０センチ、５２キロ。家族は両親と弟、妹。