勝みなみ「優勝という形で恩返し」 大谷翔平から刺激「私もああいう選手になれたら」


プロアマ戦でラウンドした勝みなみ(カメラ・頓所 美代子)

プロアマ戦でラウンドした勝みなみ(カメラ・頓所 美代子)

 女子プロゴルフツアーの「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」は9日から4日間、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われる。大会特別協賛の明治安田生命所属の勝みなみ(24)は8日、プロアマ戦で最終調整。「優勝という形で恩返しできたら」と、所属先への感謝をプレーで示すことを誓った。

 前週の開幕戦、ダイキンオーキッドレディスでは36位。2週後から米ツアーに本格挑戦する勝は「ショットの調子は悪くない。かみ合って、流れに乗れる一打があれば。自信を持って回りたい」と表情を引き締めた。今年の大会から4日間となり、勝は過去8勝中5勝が4日間大会だ。「トレーニングを積んで体力に自信がついた。(最終日でも)力が抜けていい感じで振れるのが強み」と、自身の長所を分析した。

 大の虎党はもちろん、WBC日本代表の戦いにも注目する。阪神との強化試合(6日)で2発を放った大谷翔平の活躍をニュースでチェックし「日本を代表する選手でオーラも違う。私もああいう選手になれたら」と語った。日の丸を背負うサムライ戦士に刺激を受け、勝がホステスプロとしての責任を持ってコースで戦う。(岩原 正幸)

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