メジャー2勝目を目指す松山英樹は71で6差26位、ウッズは74で9差54位発進 マスターズ初日終了


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第1日(6日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7545ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)6日=岩原正幸】2年ぶり2度目の大会制覇を目指す松山英樹(LEXUS)は、得意のショットを軸に安定したプレーを披露。バーディーパットを決めきれず2バーディー、1ボギーの71で回り、首位と6打差の1アンダーの26位で滑り出した。

 米ツアー歴代最多に並ぶ82勝のタイガー・ウッズ(米国)は、3バーディー、5ボギーの74。大会最多に並ぶ6勝目に向けて、首位と9打差2オーバーの54位で発進した。

 昨年の日本ツアー賞金王で初出場の比嘉一貴(フリー)は2バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの76。12番パー3で第1打が小川につかまる洗礼を浴び、4オーバーの73位と出遅れた。

 21年全米オープン覇者で世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、メジャー初制覇を狙うビクトル・ホブラン(ノルウェー)、メジャー4勝のブルックス・ケプカ(米国)が7アンダー、65で首位に並んだ。

 15年全米プロ選手権王者のジェーソン・デー(オーストラリア)、キャメロン・ヤング(米国)が5アンダーの4位で続く。世界ランク1位で大会4人目の連覇を狙うスコッティー・シェフラー(米国)、東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)、13年大会覇者のアダム・スコット(オーストラリア)、19年全米オープン王者のゲーリー・ウッドランド(米国)、19年全英オープン覇者のシェーン・ローリー(アイルランド)、サム・バーンズ(米国)、アマチュアのサム・ベネット(米国)が3打差6位と好スタートを切った。

 メジャー6勝のフィル・ミケルソン(米国)は1アンダーの26位。メジャー4冠「生涯グランドスラム」のかかるロリー・マキロイ(英国)は、イーブンパーの37位につけた。7日の第2ラウンドは悪天候予報で、スタート時間が30分早まった。

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