岩井千怜が4アンダーの2位 悪天候中止の7日は双子の姉・明愛と映画「美しい彼」鑑賞でリフレッシュ


1番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・渡辺 了文)

1番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・渡辺 了文)

◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 第2日(8日、兵庫・花屋敷GCよかわC=6435ヤード、パー7

 ツアー2勝の岩井千怜(ホンダ)が、4アンダーの単独2位で予選ラウンドを通過した。「ティーショットから落ちついてスタートできた。自分の打ちたいボールをイメージして、その通りに打てることが多かったので、いい流れに持っていけたと思います」と岩井。前半は3バーディー、後半は2バーディー、1ボギーで、5つのバーディー中、3つはパー3のホールで奪った。

 悪天候のため中止となった7日は、双子の姉・明愛(ホンダ)と映画館で「美しい彼」を鑑賞。「昨日公開で、ちょうどいいと思って。楽しかったです」とリフレッシュして、1日しかない予選ラウンドに臨んだ。

 「(入りは)いつも通り。失敗をしたらダメだという考えはなかった。2日間しかないので、ガツガツいくしかないという感じで」。攻めの姿勢で前半から上位に食い込むと、風が出てきた後半も「風を計算しながら、キャディーさんとクラブ選択の相談しながら、1つ1つの戦略の組み立てがうまくいった」と振り返った。

 この春、短大を卒業して社会人になったが、いまだ心境に変化はないようで「中身は15歳のまま。もう少し大人になりたい」と苦笑いした20歳。決勝ラウンドに向け「ガンガン行けるところは行って、攻めるところは攻めて、そうでないところはメリハリをつけて自分のゴルフをしていきたい」と意気込んだ。

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