◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 最終日(9日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7545ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)9日=岩原正幸】前日サスペンデッドとなった第3ラウンド(R)の残りが行われ、2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算5アンダー。首位に6打差の5位に浮上した。ブルックス・ケプカ(米国)が11アンダーでトップ。午後に最終Rがスタートする。過去の最大差逆転は8打。
松山は午前8時30分に12番の2メートル弱のバーディーパットからプレーを再開すると、しっかり決めた。13番パー5では79ヤードの第3打をピン左2メートルに止め、アーメンコーナーで連続バーディーを奪い、上位に顔を出した。
15番パー5は3メートル弱のバーディーパットを沈め、5アンダー5位に浮上。16番パー3では1・8メートル、18番は3メートルのパーパットをねじ込んだ。
前日8日は、1番でグリーン左のバンカーからの3打目を寄せられずボギーとすると、パー5の2番はまさかの4パットでダブルボギーを喫していた。この日は7ホールで3つ伸ばす猛追を見せた。