石川遼は65で4位 今季2度目のトップ5入り「もっと練習を積み重ね、信じられるように」と取り組みの継続性に手応え


1番、バーディーパットを決めてギャラリーの拍手に応える石川遼 (カメラ・馬場 秀則)

1番、バーディーパットを決めてギャラリーの拍手に応える石川遼 (カメラ・馬場 秀則)

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 最終日(30日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 6位から出た石川遼(カシオ)は1イーグル、6バーディー、3ボギーでこの日最少65で回り、通算10アンダーの4位で終えた。

 2番パー5では残り218ヤードからの4アイアンで第2打を50センチに運んでイーグルを奪った。

 「前半がキーになると思った。目標の10アンダーにどれくらいのタイミングでいけるかだった。17番(バンカーの目玉に入れ)ボギーで落としてしまったのでまだまだ」と振り返ったが、自身の出来に表情は明るかった。

 開幕戦の東建ホームメイトカップでの3位に続き、今季4試合中2度目のトップ5入り。「一週間の中で一番良いスコアを出せたし、今日に関しては文句をつけるのはなかなか難しい。4日間、流れを悪い方にいかないように頑張ったけど、いいのを続けていくというか、もう少しいい方にいく波が欲しかった」と話した。

 自身のティーショットやアイアンショットには手応えを感じているようで「ロングゲームの部分でこの3年かけてやってきたこと(の成長)が、実感としてすごく感じている。これからもっと練習を積み重ね、もっと信じられるようにしていきたい。根拠のある結果を信じてやっていく。微調整はあるが、これからもう(大きく)変えるようなところはない」と、今季初Vに近づいている実感をにじませた。

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