小祝さくら ベストスコア68で42位から2位へ急浮上「自信を持ってプレー」


8番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・中島 傑)

8番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・中島 傑)

 ◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(5日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー通算8勝の小祝さくら(ニトリ)が、首位と6打差の42位からスタートし、5バーディー、1ボギーでこの日のベストスコアとなる68をマークした。通算イーブンパーで2位まで順位を上げ、トップの吉田優利(エプソン)を4打差で追う。

 第1ラウンドは、バーディーなしの4ボギーと出遅れたが「(スイングの)テイクバックの時にイン側に入ってしまって、それでぶれていた感じがあった。しっかり真っすぐに上げる、というのを意識してプレーしました」と一日で修正。前半に4つのバーディーを奪って勢いに乗ると、後半11番のボギーの直後に2メートルのバーディーパットを沈め、流れを離さなかった。

 首位を猛追する好調ぶりを見せたが、今季はここまで9戦中4戦で予選落ち。「ここ最近はいいゴルフができていないことが多かったので、自信がない感じがすごくあった」と苦悩を明かした。それでも「ダメなときだからこそ、直した方がいいところに気付けるチャンス」とし、「今週は自信を持ってプレーをしようというテーマでやっています。今日はそれがしっかりできたんじゃないかなと思います」と小祝。自身初の国内メジャー制覇に向け、ポジティブ思考で残り2日間に挑む。

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