◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)
昨年の全米女子アマチュア選手権覇者のアマチュア・馬場咲希(東京・代々木高3年)が3バーディー、5ボギーの74、2日間で7オーバーながら29位でアマで唯一予選を通過した。大会前から「調整がうまくいっていない」とショットの打ち方に悩みを抱え、右手とグリップに空間がある感覚があったため、前日から「左手の親指の位置を変えてみて、グリップが密着する感じで持ってみた」。
グリップ変更が奏功し、1番でバーディー発進に成功。パー5の5番も自慢の飛距離でバーディーを奪い、前半9ホールをこの日の目標通り、イーブンパーで回った。トータルでは2オーバーという結果になったが「楽しくラウンドできた」と充実の表情を見せた。
カットラインのスコアは「15番から意識し始めた」。今大会の目標であった予選通過を達成し、自然と笑みがこぼれた。大会ベストアマチュアの座は確定も、残り2日間へ向け「明日は今日よりも良く、最終日は3日目より良く。というふうにどんどん、いい調子で行けるように頑張ります」とさらなる高みを見据えた。