◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ 第3日(20日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード)
1打差2位から出た蝉川泰果(フリー)は1イーグル、5バーディー、1ボギーの64で回り、通算18アンダーで首位と1打差の2位をキープした。首位でスタートしたフィリピンのジュビック・パグンサン(フリー)も7バーディー、1ボギーの64で回り、通算19アンダーで首位を守った。首位と3打差の3位には稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)と細野勇策(ロピア)が続く。
今大会はプロ2人、アマチュア2人の組み合わせでプレーし、プロは通常のトーナメントと同じく72ホールのストロークプレーで競う。アマチュアもプレーすることもあり、コース設定は易しく、スコアの伸ばし合いとなっている。
昨年大会の優勝スコアは22アンダー。スコアの伸ばし合いとなる最終日(21日)に向けて、蝉川は「このコースで2~3打はあってないようなものです。明日(21日)ビッグスコアを出せる選手が優勝できます」と今季2勝目&通算4勝目に向けて、意欲的に話した。
最終日の翌日(22日)には、ほぼ隣接するコースの茨城GC西Cで一日2ラウンドで争われる全米オープン最終予選に臨む。ハードスケジュールになるが、さすが22歳は元気いっぱい。「昨日(19日)も約1時間、トレーニングを行いました。楽しくゴルフができています」と笑顔で話した。
26位から出た丸山奨王(登録名の読みはショーン、フリー)は、バーディーなし、3ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算1アンダーで、決勝ラウンド進出選手としては最下位の70位に後退した。日本ツアー10勝、そして、世界最高峰の米ツアーで3勝を誇る丸山茂樹を父に持つ奨王は、アマ時代を通じてツアー4試合目で初の決勝ラウンドに挑んだが、大苦戦となった。