大阪学院大4年の現役大学生プロ・宇喜多飛翔(つばさ、22)がスポーツ報知のインタビューに応じた。デビューイヤーにかける意気込みなどを明かした。
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―昨年のQTファイナルで35位に入りプロ宣言した。アマとプロの違いを感じることは?
「アマチュア時代はスコアが悪くなった時に投げやりになったこともありましたが、プロは1打が大切。最後まであきらめない気持ちを持つようになりました」
―高校卒業後、プロテストを含めて様々な進路の選択肢があったが、大学進学を決めた理由は。
「(3年生時に優勝した)日本学生など、大学生しか出場が出来ない大会もあります。プロを目指すにあたり、プラスになる経験も多いと思いました」
―4月の関西オープンでは首位発進を決め、最後まで優勝争いを演じた。
「初日はパターを替えたので、調子が悪かったパットがバンバン入った。優勝を狙える位置(3位タイでフィニッシュ)で最後まで自分のゴルフを貫けたのが良かったです」
―宇喜多プロのゴルフのスタイルは?
「攻めのゴルフですね」
―スタッツでは飛距離290ヤード。飛ばすために必要な要素は?
「今のコースレイアウトから考えて、あと10ヤード。300ヤードは飛ばしたいですね。飛距離アップに必要なのは下半身の使い方が大切だと思っています」
―座右の銘は。
「『自我』です。自分の意志や心を持って行動する。これはゴルフはもとより、日頃の生活にもつながる考えだと思っています」
―今後の目標は。
「ギャラリーに応援していただけるプロになること。そして早くツアーで1勝を挙げたい。皆さま応援よろしくお願いします」
◆宇喜多 飛翔(うきた・つばさ)2001年5月16日、岡山県生まれ。22歳。10歳からゴルフを始める。岡山の関西高から大阪学院大学へ進学。22年の日本学生選手権で優勝。同年12月のJGTOファイナルQTで35位に入りプロ転向。今季は現役大学生として、主に下部ツアー「ABEMAツアー」に出場。4月のレギュラーツアー「関西オープン」では初日首位発進し、3位タイと活躍した。得意クラブは9I。177センチ。80キロ。大阪学院大学在籍。