◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス プロアマ(7日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)
前年覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)が公式会見に出席し、自身初の連覇へ意気込みを語った。
「去年優勝できて、全英女子オープンに行けたことは自分にとってプラスになった。また海外に行きたいなという気持ちにもなった。まずはこの試合で、優勝を目指して頑張りたい」
プロアマ戦では、元世界ランク1位でサントリー所属の大会アンバサダー、宮里藍さんと初めて回った。「小さい時からテレビで藍さんのプレーを見ていたので、プロとして一緒に回れてうれしい。最初は緊張して、あまりショットが安定しなかった(笑い)。藍さんはピンにしか飛んでいなかったので、安定性がすごいと感じた」と振り返った。
ラウンド中は「(藍さんが)米国に行った時の食事の話も聞いた」と明かした。パットの名手として日米通算24勝を挙げたレジェンドのプレーを目の当たりにし「小技がすごい上手だなと。私はまだまだ。藍さんは『全然練習してない』と言うんですけど、全部ピンの方しかいかない。私は毎日練習してるのに全然ダメでした」と笑った。
5月のブリヂストンレディス、リゾートトラストレディスを連勝し、ツアー史上3人目の3週連続Vを狙った前週のリシャール・ミル ヨネックスレディス(悪天候により27ホールの短縮競技)は惜しくも1打差3位に終わった。
渋野日向子(サントリー)、アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)との注目組で回る予選ラウンドに向け「まだショットがあまり良くないので、修正している。素晴らしい方たちと回れるので、楽しんで。自分らしいプレーで頑張りたい」と力を込めた。