岩井千怜 1イーグル、7バーディー、ボギーなしの9アンダーで2位と2打差の単独首位発進


13番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・馬場 秀則)

13番、ティーショットを放つ岩井千怜(カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第1日(8日、兵庫・六甲国際GC=6513ヤード、パー72)

 ツアー3勝の岩井千怜(ちさと)=ホンダ=が、1イーグル、7バーディー、ボギーなしの9アンダー、63で回り、2位と2打差の単独首位発進を決めた。

 前半1、2番を連続バーディーで発進するなど、4アンダーで折り返すと、後半は15番パー4でイーグルを奪った。残り118ヤードからピッチングウェッジでの第2打は「少し抑えめ」のショットを放った。「いいところにバウンドしたのは見えたんですけど、入った瞬間は見えなかった」と、ギャラリーの大歓声で確認。ティーショットはラフに捕まることが多かったが、セカンドショットからの修正力が光り「ボギーフリーは明日につながる。すごくいいスタートでした」と笑顔でふり返った。

 1年前はリランキングを見据えてプレーしていたが、現在は優勝争いを演じるまでになり「メンタルというか、今日も落ちついてスタートができたし、ミスショットをしても、慌てずに自分のリズムで上がれた。成長している実感がある」。ツアー通算4勝目と8月のメジャー、AIG全英女子オープン出場(今大会2位以内)に向け「もちろん全英は出たいと思いますが、その前に上位で戦うこと。それには初日、2日目、3日目が大事だと思うので、優勝争いをするのを今週は目標にやっています」と意気込んだ。

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