松山英樹は67のチャージで上位浮上「後半になって少しバタついたので、あした改善できれば」


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米オープン 第3日(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルスCC=7252ヤード、パー70)

 39位から出た松山英樹(LEXUS)は6バーディー、3ボギーの67で回り、通算2アンダーの暫定16位でホールアウトした。プレー中のトップの選手とは9打差。

 松山は序盤の3番で108ヤードからの第2打でスピンを効かせ、ピン1メートルにつけて初バーディー。4番パー3は3メートルを沈めて連続バーディーとした。6番で4メートル、8番パー5もバーディーを奪い、前半に4つ伸ばした。

 後半の10番では第2打をピン50センチに運ぶショットで、この日5つ目のバーディー。11番パー3で手前のバンカーに入れて初ボギーとなった。13番のボギー後、15番パー3は、第1打がグリーン奥で跳ね返り、ピンに寄ると3・5メートルのバーディーパットを沈めた。17番はボギー、18番はパーで67とした。

 ラウンド後の中継インタビューでは「ティーショットはあまりうまくいなかったけど、チャンスもつくれて、決めきることができたのは良かった。後半になって少しバタついたので、そこをあした改善できれば。(ティーショットは)スイング的な問題だと思うので、少しでもアイアンのように振れるようになったら安定していける」と語った。

 トップ10も狙える位置で迎える最終日へ「まず1番でフェアウェーに打ちたい(苦笑)。フロント9は最低でも今日のようなプレーができないといけない。後半もその流れでいけるように、準備したい」と意気込んだ。

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