D・スメイルがシニア初優勝 通算18アンダー3日間首位譲らぬ完全V 今後は「日本でプレーしたい」


息子のチャーリーキャディー(左)との親子タッグでシニア初優勝を手にしたD・スメイル(提供・PGA)

息子のチャーリーキャディー(左)との親子タッグでシニア初優勝を手にしたD・スメイル(提供・PGA)

◆男子プロゴルフシニアツアー スターツシニア 最終日(18日、茨城・スターツ笠間GC、6894ヤード、パー71)

 D・スメイル(53)=ゴルフ問屋JOGS=が2打差のリードで出て、5バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算18アンダーで3日間首位を守る完全優勝、シニアツアー初Vを飾った。2位には藤田寛之(54)=葛城GC=、P・マークセン(57)=SINGHA=が13アンダーで続き、注目を集めたシニアデビューの片山晋呉(50)=イーグルポイントGC=は12アンダーの4位に入った。

 昨年大会に続き、キャディーを務めたのは長男のチャーリー。「ラインの読みなどチャーリーの方が正しいことがあり、何ホールか助けられた。(キャディーとして)とても落ち着いて間違えることなく、迷ったときも的確にやってくれた」と10年間苦しんだパットを親子の絆で克服し、18年ぶりの優勝を父の日に手にした。

 今後は日本シニアツアーのQT受験も予定しており、「日本でプレーをしたい。(シニアツアーで)もっと勝ちたい」とシニア賞金王への意欲を口にした。

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