吉田優利が69で暫定4位と好発進 昨年2位の雪辱へ「自分が納得するゴルフを続けられたら」


1番ティーグラウンドで笑顔を見せる吉田優利(カメラ・竜田 卓) 

1番ティーグラウンドで笑顔を見せる吉田優利(カメラ・竜田 卓) 

◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第1日(29日、神奈川・戸塚CC=6605ヤード、パー72)

 ツアー通算3勝の吉田優利(エプソン)が5バーディー、2ボギーの69で暫定4位につけている。1番から1・5メートルのパットを沈めてバーディー発進。2番も連続で取り幸先のいいスタートを切った。後半は風が強くなりスコアを伸ばせなかったものの「いいゴルフをしていた。いいパーパッドが多かった」と明るく振り返った。

 昨年は同大会で2位。最終日での18番の第2打が印象に残っているという。「自分のゴルフキャリアの中で一番良いショットかもしれない」。バーディーで大会を締め2打届かなかったが反響も大きかったという。「すごい合っているコースなんじゃないかな」と相性は抜群だ。

 次週は海外メジャー、全米女子オープン(7月6日開幕、米カリフォルニア州ペブルビーチゴルフリンクス)に出場。「会場に行ったこともないし、どういう対策を取ればいいかもわからない。自分のコンディションを上げて、向こうで対応する」と現段階では準備はせず、渡米後に順応する予定だ。

 前週のアース・モンダミンカップでは4位と状態は上向き。今季2勝目へ向けて「(残り)3日間あるので自分の状態を上げることが大事。自分が納得するゴルフを続けられたら、すごい良い1週間になるんじゃないかな」と意気込んだ。

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