馬場咲希は予選同組で前年覇者のリーと練習ラウンド 「勉強になった」とラフの打ち方を吸収


練習ラウンド後、取材を受ける馬場咲希

練習ラウンド後、取材を受ける馬場咲希

◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米女子オープン(6日開幕、ペブルビーチGL=6509ヤード、パー72)

 【モントレー(米カリフォルニア州)5日=岩原正幸】昨年の全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(代々木高3年)は練習ラウンド後、「去年(49位)は予選通過して4日間戦うことができたので、今年もまず予選通過を目指して(最初)の2日間頑張っていきたい」と意気込んだ。

 この日の練習Rは予選2日間同組で前年覇者のミンジ・リー(豪州)に加え、ジェニファー・カップチョ(米国)と9ホール回った。「きれいなコースで、すごいプロの方と一緒にできて勉強になった」。2人からはパー5で積極果敢に2オンを狙う姿勢と、ラフの打ち方を見て吸収したという。

 この大会では、全米女子アマ優勝を支えたキャディーのボウ・ブラッシャート氏と11か月ぶりにタッグを組む。高校時代にペブルビーチで練習していたというコースを知る名参謀から「奥はダメだよとか、そういうホールを教えてもらった」と振り返った。

 前日4日にはアマチュア選手たちのパーティーに参加し、全米アマ女王の馬場とミッドアマのチャンピオンが真ん中に座って記念撮影したと様子を明かした。世界アマランク2位の18歳は、アマで出場の28選手中でメンバー最上位と期待の高さを感じ取る。「去年とは結果に対する気持ちが変わった。そういう感じで(期待されて)見られているので、頑張りたい」と話した。

最新のカテゴリー記事