尾関彩美悠「気分転換に変えてみた」 新パターで今季初の一桁順位発進


2番でティーショットを放つ尾関彩美悠。3アンダー3位タイ(暫定)でホールアウト  (カメラ・頓所美代子)

2番でティーショットを放つ尾関彩美悠。3アンダー3位タイ(暫定)でホールアウト  (カメラ・頓所美代子)

◆女子プロゴルフツアー  ミネべアミツミレディス 第1日(6日、北海道・真駒内CC空沼C=6420ヤード、パー72)

 ツアー1勝の尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)が3バーディー、ボギーなしの3アンダー69で回り、首位と2打差の3位スタートを切った。「全体的に良くて、アプローチも良かった。結構グリーンを外したけど、アプローチで寄せられたし、2メートル以内のパーパッドも入ってくれた」。今季初の一桁順位発進に笑みが漏れた。

 昨年9月の住友生命レディス東海クラシックで初優勝を挙げるも、今季は18戦中予選落ちが13度と苦戦している。この日の好スコアの要因は、今週から投入した新パターだった。「パターが良くなくてなかなか流れを作れていなかったので、気分転換に変えてみた。1年ぐらい変えていなかったけど、思い切って変えた。すごくいい流れを作ってくれた」。ヘッドが大きめのものからピン型に変更し、24パットと奏功した。

 前週は同じ2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」の一人、桜井心那が初優勝を飾り「同級生としていい刺激をもらった」とうなずいた。最大瞬間風速15・9メートルの難コンディションに屈せず、好スコアをマーク。「ノーボギーは自信になった。コースがすごく難しいので、明日以降もしっかりマネジメントして上位で終われるように頑張りたい」。好スタートをアドバンテージに、2勝目へ突き進む。

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