◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第３戦 全米女子オープン 第３日（８日、ペブルビーチＧＬ＝６５０９ヤード、パー７２）
首位と６打差の５位から出た畑岡奈紗（アビームコンサルティング）が６バーディー、ボギーなしの６６で回り、通算７アンダーで単独首位に浮上した。悲願のメジャー初優勝に王手をかけた。
１番でいきなりバーディー発進「予選より風が強い一日だったが、気温が高く体も動いてくれて狙ったとおりのボールが打てた」と振り返った。後半に入っても勢いは変わらず、さらに４つ伸ばし単独首位に立った。「予選２日間で攻略できていなかったバックナインで、バーディーを４つ取ることができたのもよかった」笑った。
優勝に王手をかけたが「たまたまかもしれない」と謙遜。「今までの経験を生かしてうまく打てている」と好調の要因を分析した。２１年大会は笹生優花（フリー）とのプレーオフに敗れ２位。「経験は積んできていると思っている」と悔しさを糧にしてメジャー初Ｖに挑む。「自分をサポートしてくれているスタッフを信じて思い切ってやるだけ」と最終日に向けて意気込んだ。