◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第3戦 全米女子オープン 最終日(9日、ペブルビーチGL=6509ヤード、パー72)
9位から出た古江彩佳(富士通)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダーで6位に入った。6月の全米女子プロ選手権に続き、今季メジャー2戦連続でのトップ10入りを果たした。
ショットもパットも安定した一日だった。攻めるプレーを心がけ、ミスショットにも動じず「アンラッキーなラインになったりもしたが、次のショットはうまくできた方かな」。14、15番の連続バーディーで一気に順位を上げた。「(チャンスに)寄ったところでしっかりバーディーパットを決められたのは良かった」と振り返った。
今大会の自己評価は「80点」。ショットの調子が悪い日もあったが「うまくセーブできたり、上位でキープできたりというのは良かった。トップ10で終われたことは自信になる」と表情は明るい。最高峰のメジャー、全米女子オープンには過去2度出場もともに予選落ちで、4日間プレーするのは今回が初めてだった。堂々の6位フィニッシュに「3度目の正直にできたかな」と笑った。
欧州でのメジャーにも弾みをつけた。今後はエビアン選手権(27日開幕、フランス・エビアンリゾートGC)とAIG全英女子オープン(8月10日開幕、英国・ウォルトンヒース)が控える。今季14戦で7度目のトップ10入りで、米女子ツアーのポイントランクも2位に浮上し、「今週もトップ10で上がれたので、自信を持ちながら頑張りたい」とさらなる高みを見据えた。