シニアゴルファーの頂上決戦「第12回報知シニアアマゴルフ選手権」は12日から2日間、三重・伊賀市の阿山カンツリー倶楽部で行われる。11日は練習ラウンドが行われ、歴代優勝者の選手が入念にコースをチェック。第10回大会優勝の鈴木正一郎(64)は「広いけどセカンドが打ち上げのホールが多い。しかもアゲンストになるので距離感が難しい。ピン位置によってはアンダーパーは難しいかも」と感触。2日間の戦いに向け「耐えるゴルフになりそう。初日をイーブンパーでしのげればチャンスはある」と腕をまくった。
第7回大会覇者で、6月の報知アマにも出場した田代猛(67)は「グリーンの攻略がスコアのカギになると思う。優勝ラインは3アンダーぐらいかな。疲れはあるが優勝しか考えていない」とそろばんをはじき、5年ぶりの優勝へ向け力を込めた。