中島啓太が全英オープンへ向け出発 昨年予選落ちの雪辱へ「プロとして行くので、いい結果で終わりたい」


全英オープン出場のため出発した中島啓太

全英オープン出場のため出発した中島啓太

 男子ゴルフの海外メジャー、全英オープンが20日から4日間、英国・ロイヤルリバプールGC(7383ヤード、パー71)で開催される。2年連続出場の中島啓太(フリー)が15日、出発前にスポーツ報知の取材に応じ、予選落ちだった昨年の雪辱を誓った。

 長嶋茂雄招待セガサミーカップから2週間の休養を挟み、英国へ出発した。「いつも通りにしっかり練習して、トレーニングをした。今のままの自分で戦えるように準備した」と大舞台を控えても、特別に取り組んだことはないという。

 会場のロイヤルリバプールGCは17年、高校2年生の時にプレー。各国のジュニア選手権チャンピオンが招待される大会に、日本代表として出場した。結果は2位ながら、スコアは通算10オーバーとコースの難しさを実感している。「リンクスでドックレッグも多い。ティーショットのターゲットを取るところも難しかったので、そこを対策したい」。会場入り前から攻略のイメージを膨らませている。

 同会場では06年にタイガー・ウッズ、14年にロリー・マキロイが優勝。映像を見て研究も行い「絶対にバンカーに入れていない。このコースはそれが一番大事」と分析した。アマチュアとして挑んだ昨年は予選落ち。「全英は毎年違うコースなので、同じ場所でリベンジはできないが、プロとしてメジャーに行くので、いい結果で終わりたい」と雪辱に燃えている。

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