４番、ティーショットを終え歩き出す小祝さくら（カメラ・渡辺 了文）
◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第３日（２９日、兵庫・東急グランドオークＧＣ＝６６３６ヤード、パー７２）
暑さの影響などで棄権する選手が増える中、第３ラウンドが行われ、最終組が前半を終了した。
第２日にツアータイ記録の８連続を含む９バーディー、ボギーなしの６３をマークして３位からスタートした小祝さくらが第３日も勢いは続き、前半の９ホールを３バーディー、ボギーなしの３３で回り、通算１３アンダーで首位タイに浮上した。
８位からスタートした桜井心那（ニトリ）は５連続バーディーで通算１３アンダーで首位タイ。
首位タイから出た鈴木愛（セールスフォース）は前半９ホールを２バーディー、ボギーなしで通算１３アンダーに伸ばして首位タイをキープしている。
酷暑、猛暑が続く今大会は、第２日に３選手が棄権。暑さ対策として、決勝ラウンドのスタート時間は第１組が午前６時４５分、最終組が午前８時２５分と約１時間、早く設定されているが、第３日も韓国のペ・ソンウ（大和地所）が４ホールを終えた後、棄権した。
最高記録が３６・７度に達した２８日の第２ラウンドで、ツアータイ記録の８連続バーディーを決めた小祝は「暑すぎてスコアを考えている暇がなかった。頭が回りませんでした。命の危険を感じました」と“小祝節”で厳しい暑さを表現した。「熱戦」は続く。