◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 第3日(29日、北海道・恵庭CC=7441ヤード、パー72)
8位から出た2019年大会覇者の石川遼(カシオ)は5バーディー、4ボギーの71と大きく伸ばしきれず、通算4アンダーで首位と6打差の10位に後退した。
序盤はいずれもティーショットを右ラフに入れた1、2番で連続バーディー。続く3番で初ボギーを喫した。第1打、第2打ともにバンカーとなった6番では何とかパーをセーブしたが、続く7番で第1打がバンカーの目玉となり、ボギー。難関の8番パー3(270ヤード)では3ユーティリティーの第1打を左の池に入れたが、ここはナイスボギーで収めた。後半は10、11番の連続バーディーなど巻き返したが、71で終えた。
「あまりフェアウェーに行かなかった(パー3を除く14ホール中4回)。ラフからのショットが良かったので、粘ったなという感じ。流れをつかめず、何とか耐えたという展開になってしまったので、明日(30日)はもう少し良い内容でできるようにしたい。トップ(平田)が10アンダーなので、自分が7アンダーくらいに(いつ)行けるか、行った時に残り何ホールあるか、タイミングによって目標も変わってくる。前半の9ホールがキーになると思う」と話した。