小祝さくら「視野にも入れていなかった」“池ポチャ”も2週連続の単独首位発進…NEC軽井沢72第1R


第1R、4番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・安藤 篤志)

第1R、4番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 第1日(11日、長野・軽井沢72G北C=6702ヤード、パー72)

 ツアー通算9勝の小祝さくら(ニトリ)が9バーディー、1ボギーの64で2週連続の単独首位発進を決めた。1、2番を連続バーディーと幸先の良いスタートを切った。だが、3番パー3の第1打がグリーン左の池に。「あんな池、視野にも入れていなかった。入るんだ、みたいな感じで、逆に笑えてきた」と開き直ってボギーとし、流れを切らさなかったという。終盤5ホールでは4つのバーディーを奪い、リーダーボードの最上段に名前が点灯した。

 お盆休み初日のこの日は3912人のギャラリーが来場。小祝の組にも多くのファンがついて回ったが「試合という感じがしない。練習ラウンドやプロアマみたいな気分」とマイペースで試合に臨んでいた。「『毎週もう試合か』と気が重くなることもある」という。今週は気の重さはなく、リラックスしていることが好スコアにつながっている。

 前週の北海道meijiカップでは、今大会と同じく64で首位発進も、第2ラウンドでスコアを伸ばせず3位に終わった。「パット勝負だな、という感じはある。先週は2日目にパットがなかなか決まらずだった」。前週の悔しさをバネにさらにパットに磨きをかけ、今季2勝目を狙う。

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