久々に日本ツアーに参戦する勝みなみも笑顔でプロアマ戦をプレーした（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー ＣＡＴレディース プロアマ（１７日、神奈川・大箱根ＣＣ＝６６３８ヤード、パー７２）
今季から米女子ツアーを主戦場とし、３月のＴポイント×ＥＮＥＯＳ（１６位）以来、約５か月ぶり国内ツアー出場となる勝みなみ（明治安田生命）は「向こう（米国）はすごい経費がかかるので、少しでも上位に行って、お金をたくさんもらって帰りたい（笑い）」と上位進出を誓った。
前週の海外メジャー、ＡＩＧ全英女子オープン（英国）は２位の好位置で予選を通過したが、決勝ラウンドで失速し、２１位だった。１５日朝に帰国し、１６日は練習だけで調整を済ませたという。「疲れ、ありますね。今週（宿泊先が）温泉なので、しっかり浸（つ）かって。そういうのも楽しみにしてきた」と明るい表情を見せた。
ここまでの米ツアーでは、３月末のＤＩＯインプラントＬＡオープン（７位）でトップ１０入りが１度。ポイントランクで７０位と苦戦しており「物足りない。もうちょっとやれるかなって思ったりもする」と話す一方、「今年は苦労するかなと思っていたので想定内。来年、再来年のためにいろいろ学んで、強くなっていくための準備段階だと思っている」と現状を前向きに捉えた。今大会後は米ツアーに再び戻る予定で、９月２２日開幕の国内ツアー、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンにも出場する予定だという。