◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(19日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)
約5か月ぶりに国内ツアーに出場する勝みなみ(明治安田生命)は18位から出て、7バーディー、2ボギーの67で通算8アンダーでホールアウト。首位と2打差の暫定4位となっている。
勝は1番パー5で第3打を2メートルにつけてバーディー発進。2、4番でボギーを喫したが、5番で8メートルを決め、6番では第2打を60センチにつけて連続バーディー。9番からは3連続バーディーを奪うなど、5つスコアを伸ばした。
「今日はパットに助けられた。5、6メートルのバーディーパットが入ってくれて、いいリズムで回れた。構えの感覚も、昨日よりはしっくりきている」と振り返った。
前週のメジャー、AIG全英女子オープンに出場し、次週にはカナダで米ツアーが控える中での強行参戦。「温泉にしっかりつかって、そういうのも楽しみにしてきた」と話していた勝。前夜(18日)は「知り合いの方の別荘に泊まった。サウナを2往復して、スッキリ、整った。水風呂に長めに入るのがこだわり」と笑顔で語った。
久々に感じる日本のファンからの声援に「皆さん温かく迎えてくれて、拍手や、お帰りなさいといった声をいただいてうれしかった」と感謝した。最終日に向けて「目指すところは優勝。1番からバーディー、もしくはイーグルを取って流れをつくりたい。いいもの(手応え)をつかんで米国(ツアー)に持って帰れるように、18ホールをプレーしたい」と意気込んだ。