スピード違反逮捕の杉山知靖が謝罪「自覚、意識が足りず」 今週からツアーに復帰


杉山知靖

杉山知靖

 7月に道交法違反(速度超過)の疑いで逮捕された男子プロゴルフの杉山知靖が23日、ツアー会場の福岡・芥屋GCで会見を行い、謝罪した。

 スーツ姿で現れ、「ゴルフ関係者の皆様を含め、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまったことを、深くお詫び申し上げます。自身のプロとしての自覚、意識が足りず、社会人としての自覚も足りず、謙虚な気持ちだったり、スポンサー各社の皆様への感謝の気持ちがなかったことから起こったことだと思っております」と頭を下げた。

 2021年のブリヂストンオープンでツアー初優勝を果たした杉山は7月17日午後4時15分ごろ、苫小牧市高丘の国道276号で、時速94キロで乗用車を運転。現場は最高速度が時速50キロだが、杉山容疑者は「67キロしか出していない」と主張。超過速度を認めず反論し、逮捕された。苫小牧署で事情聴取を受け、2日後の19日に釈放された。

 杉山は日本プロ選手権(7月27~30日)と横浜ミナトチャンピオンシップ(8月3~6日)の出場を辞退していた。8月7日に横浜簡易裁判所にて略式起訴され、罰金8万円を即日支払った。日本ゴルフツアー機構(JGTO)からは厳重注意処分が科された。

 今週のSansan・KBCオーガスタ(24~27日)でツアーに復帰する。「自分にできる限りのプレーをしたいと思っております。今後こういうことが絶対にないように、謙虚な気持ちと皆様への感謝の気持ちを忘れずに努めてまいりたい」と話した。

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