畑岡奈紗 ツアー終盤戦「とにかく勝つ」…米女子唯一のカナダ開催、CP女子OPへ「優勝できれば最高」


◆米女子プロゴルフツアー CP女子オープン(24日開幕、カナダ・ショーネシーG&CC=6709ヤード、パー72)

 畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が開幕前にWOWOWのインタビューで、「カナダの試合は毎年1試合しかない。優勝できれば最高」と意気込みを語った。11位となったメジャー最終戦、AIG全英女子オープン以来、2週間ぶりの出場。英国から直接カナダに入り、カルガリーへ観光へ行くなどリラックスして過ごしたという。

 今季は15試合中5度のトップ10入り。昨年4月以来の優勝へあと一歩の試合が続くが「取り組んでいる事は変わらない。ショットも良くなってきた感覚もあるので、あとはそれをしっかりと試合でやるだけ」と状態の良さを強調した。終盤戦に入ったツアーで「とにかく勝つこと」と優勝を見据えた。

 コースの印象は「木が高く狭く感じるところもある。グリーンのアンジュレーションもあって、リリースするところはリリースしたり、奥に下っているところがあったりすごく難しい」。ティーショットを鍵に挙げ「うまくいいところに運べれば、パー5も狙えるところはある。しっかりフェアウェーに置いていきたい」と攻略法を練った。AIG全英女子オープンは最終日にスコアを落とすも「あの風の中では今取り組んでいる事ができた部分も多かったと思いますし、もう少し」と手応えをつかんでいる。好調を維持する畑岡が1年4か月ぶりVを目指す。

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