金谷拓実が今季2勝目「本当に疲れました」 難コース攻略し賞金ランクトップ浮上


歓声に応える金谷拓実(カメラ・今西 淳)

歓声に応える金谷拓実(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(3日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)

 首位で出た金谷拓実(Yogibo)が4バーディー、1ボギーの67と伸ばして通算8アンダーで逃げ切り、今季2勝目、通算5勝目を挙げた。4位で大会を終えた中島啓太(フリー)を逆転し、賞金ランキングでトップに浮上した。

 ホールアウト後の優勝インタビューでは「本当に疲れました」と第一声。「難コースを攻略して優勝できたことは自信になった」と喜びを語った。「開幕戦からすごくいいプレーができていた。今週は特に難しいコースなので優勝したいと思っていた。後半戦は始まったばかり。賞金王を争っている選手は若くていい選手がたくさんいるので、負けないように、もっと盛り上げられるように頑張りたい」。初のキング獲得へ、加速していく。

 70で回った片岡尚之(CS technologies)が4アンダーで2位。鍋谷太一(国際スポーツ振興協会)は70で3アンダー3位。2打差3位でスタートした石川遼(カシオ)は76と苦しみ3オーバー19位に終わった。

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