ニュージーランドのJrゴルフ留学事情<21>


 ジュニアゴルファーの皆様、サポーターのご家族様、お元気ですか?ジュニアゴルフニュージーランド代表小堀亮三です。夏の日差しもそろそろ和らいでくる頃でしょうか?こちらニュージーランドはまだまだ寒の戻りはあるものの、ホームコースランギオラGCエントランスの桃や桜の花の蕾がほころび始め、厳しい冬の練習に耐えてきたゴルフ留学ジュニアたちを褒めてくれているかのようにもうすぐ見頃を迎えます。ニュージーランド春のゴルフシーズンスタートです!

 

 さて今年の3月から長期ゴルフ留学をスタートしたジュニアたちは、放課後の練習はもちろん週末のクラブコンペやジュニアトーナメントにも出場してゴルフと英語力を着々と磨いています。学校でもホームステイ先でも文字通り英語漬けの毎日。そんな中、ある者はみるみるうちに英語を操り、またある者はゴルフで早速頭角を現し。本当に若い人の柔軟な習得力には驚かされます。もちろんこれも彼らの日頃のたゆまぬ努力と向上心の賜物に他なりません。

 

 そんな地道な日々の練習の成果を試すべく、去る4月18日〜20日に開催されたニュージーランド南島U19/16に出場。この試合でなんとソラさんが爆発!一時は上のクラスU19のトップを一打差でリードする大健闘。トータル5アンダーでU16優勝、総合2位という成績を収め、見事世界アマチュアランキング(WAGR)入りを果たしました。

 

 そしてその翌日には一磨がPGAオーストラリアツアーのQスクールで優勝、オーストラリアツアーカード(カテゴリー10)を獲得という知らせが入ってきました。プロへの転向は本人曰く早くても今年の10月以降となるようです。更に6月から8月まで約2ヶ月半の間になんと9試合をこなすアメリカゴルフ修行の旅を敢行。前年度は予選通過もままならずこてんぱんにされ、それでも懲りずに再挑戦した結果、おかげ様でエリートアマチュア選手権最終戦ウェスタンアマチュアにおいて優勝、同時にエリートアマチュアカップシリーズ総合優勝を果たすことが出来ました。現地では沢山の方々に本当にお世話になり、また沢山の温かい応援もいただきました。誠に誠に、ありがとうございます。

 

 そして8月30日〜9月1日開催のニュージーランドU19/16。今年は南島のティマルGCで開催され、留学ジュニア3名に短期ゴルフキャンプ参加のジュニア3名を加えた計6名が、アメリカより帰国したサポートメンバーの一磨と共に参戦しました。慣れない英語での会話あり、日本とは勝手の違うこともあり、それらを乗り越えてのプレーということでハードルはかなり高めだったと思いますが、皆良く頑張りました。この大会ではソラさんがU16で3位のメダルを獲得。初の全国大会参戦でこの成績は立派です。手も震えるような緊張感の中、最終組で優勝戦線に加わるプレーが経験出来たことは、確実に今後のゴルフに繋がる大きな収穫だったと思います。
 練習はどんなにやっても所詮練習。上手くなりたければトーナメントに出て沢山ミスショットして、そこから学びまた日々練習する。辛いけれどこのプロセスが上達への1番の近道なんですね。今回思うようにプレー出来ず悔しい思いをした選手も、ニュージーランドトップジュニアのプレーを間近で見ることで何かを感じ学び取ってくれたことと思います。参加してくれたジュニアの皆さんありがとうございました。皆さんの帰国後の活躍、ニュージーランドより応援していますよ。

 

 これからも長期留学ジュニアたちの挑戦や成長の過程、桃花や一磨の近況報告、ニュージーランドのゴルフ環境あれこれなど、こちらでお伝えできれば幸いです。

 

 それでは、また。

 

ニュージーランド初日の練習で早速KAZUMAパイセンよりクラブフェースの指導を受けるSORA選手。

MIKANA選手の英語コミュニケーションスキルと積極性は皆のお手本。


年間15戦が組まれているカンタベリーゴルフ主催のジュニアトーナメントシリーズ。第5戦はホームコースランギオラ。男子DIV1優勝はKEI選手。

同試合女子DIV1優勝は短期ゴルフキャンプから参加のAIMI選手。2位はSORA選手。


2023年U19/16ニュージーランド全国大会出場のジュニアたちプラス兄弟子KAZUMAで記念撮影。

日本とは何もかも違う状況での連ラン。「ただいま経験値絶賛獲得中」のBOYS。


とても「大きな」エリートアマチュアカップ。このカップにはタイガーやミケルソンといった錚々たる名前が刻まれています。


 

kobori

◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴   オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味   家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)