◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 最終日(17日、愛知・新南愛知CC美浜C=6534ヤード、パー72)
今季から米ツアーを主戦場とし、スポット参戦した西村優菜(スターツ)は20位から出て、6バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算12アンダーでホールアウト時点で3位となっている。
終盤の17番で5メートルのバーディーパットを沈め「うれしかった」と笑顔。多くの観客から歓声を浴び「すごく久々の感じで、こんなに日本ってギャラリーが多かったっけと思うくらい」と目を丸くした。
スタート前の目標は2桁アンダーでトップ10入りを目安にしていたというが「マイナス10では厳しいかなというので、ギアが入った」と6バーディーを量産し、12アンダーとした。国内では今季4試合目で、全てトップ10入りが確実。「どんどんアグレッシブにいけるようになった。今週はグリーンを外した時にアプローチで結構耐えられたのは米国でやってきた成果なのかな」と満足げに話した。
これで欧州、北米、日本と続いた8連戦を締めくくった。今後は1週間のオフを挟み、再び米ツアーに戻る23歳。現在ポイントランク(CMEランク)81位(シードは80位以内)となっており、浮上に向け、目の前の試合に全力を尽くす。