宮里藍さんが主催大会を総括「聞く姿勢を持って、話を聞いてくれたので、すごくうれしかった」


宮里藍さん

宮里藍さん

 女子ゴルフで17年限りでツアーを引退した宮里藍さん主宰のジュニア大会、第4回宮里藍インビテーショナルSupported bySUNTORYが18日まで3日間、栃木・ピートダイトGCVIPCで開催された。16、17日は藍さんによるレッスン会、17日から2日間は36ホールストロークによる大会が実施された。

 全日程を終え、一夜明けた19日、リモート取材に応じ、大会を総括した。「天気に恵まれて、予定通り進んで良かった。今年もたくさんの選手が参加してくださって、講習会で皆さん聞く姿勢を持って、話を聞いてくれたので、すごくうれしかった」と笑顔で振り返った。

 講習会ではバランスボールの使用や、太極拳スイングを取り入れフィジカル強化を行った。「思考の部分が強すぎると選手が疲れてしまう。ドリルの紹介を多めにしようと、3つドリルをやらせてもらった。自分のフィジカルに対する、アプローチの仕方を反映した練習内容になっていると思った」と今年から新たに取り入れた意図を説明した。

 めまぐるしく新たな選手が上位争いをする、米女子プロツアーにも言及した。「攻撃的なゴルフが求められるようになった。飛距離が出て小技もできてパターもできて、という選手が増えてきている。そういう中で、古江彩佳ちゃんとかは本当によく頑張っているなと思う」と現在、ポイントランク8位と善戦する後輩をたたえた。

最新のカテゴリー記事