５番でチップインイーグルを決めて笑顔を見せる吉田優利。初日５アンダーの好スコアをマークした（カメラ・今西 淳）
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第３戦 日本女子オープン 第１日（２８日、福井・芦原ＧＣ海Ｃ＝６５２８ヤード、パー７２）
ツアー通算３勝の吉田優利（エプソン）は１イーグル、５バーディー、２ボギーの６７で回り、５アンダーの暫定首位でホールアウトした。１０番から出て前半にスコアを３つ伸ばすと、後半の５番パー５で１５ヤードからの第３打をカップに入れ、イーグルを奪った。
「先週のプレーが自分としては少し不安が残るものだったが、今日は良いプレーができた。ショットも比較的良かった」と、ラウンド中と同様に落ち着いた表情で話した。５月のワールドレディスサロンパスカップ覇者はメジャー連勝を狙った３週前の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を途中棄権。「その分、（ファンにも）恩返しできるように自分の成績で見せていかなくてはいけない」と語った。
難コースで順調に滑り出し、迎える２日目以降に向け「すごく神経を使うけど、きれいなゴルフではなくてもスコアメイクできるように頑張りたい」と意気込んだ。１８年に日本女子アマ、日本ジュニアを制しており、初の女子オープンのタイトルへ「ＪＧＡ（日本ゴルフ協会）さんにはナショナルチームの時からずっとお世話になっている。大会を盛り上げられたら」と意欲的に話した。