原英莉花、自身初の2週連続優勝へ逆転圏4差8位浮上「行けると思ったら行きたい」


8番、ティーショットを放ち、左手を離す原英莉花(カメラ・安藤 篤志)

8番、ティーショットを放ち、左手を離す原英莉花(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第2日(7日、静岡・東名CC=6590ヤード、パー72)

 前週の日本女子オープンを制し、24位で出た原英莉花(24)=NIPPON EXPRESSホールディングス=は6バーディー、2ボギーの68で回って通算7アンダーとし、首位と4打差の8位に浮上した。自身初の2週連続優勝へ逆転を狙う。昨年覇者の小祝さくら(25)=ニトリ=は67で回り、11アンダーで森田遥(27)=新英ホールディングス=と首位に並んだ。

 原が逆転圏に浮上した。最終18番パー5、残り35ヤードの第3打を75センチにつけてバーディー締め。「昨日よりティーショットは安定していたし、もう少しスコアをつくれるゴルフはできていた。あと1つバーディーが欲しかった」と悔しがった。

 前週のメジャー大会での優勝争いを経て、疲労は抜けきらないままコース入りした。前日6日はホテルに到着するなり、倒れ込むように1時間半眠って充電した。「回復して、ご飯食べて、ストレッチして、みたいな感じ」。睡眠とともに大切にしている行いは「湯に入ること」。お気に入りの入浴剤を入れた風呂につかりながら心身を癒やした。

 4打差を追う最終日へ「行けると思ったら行きたい。チャンスにつけながら、自分のペースでプレーできたら」。来季米ツアーの2次予選会(17~20日、フロリダ州)前最後の実戦。自身初の2週連続優勝で弾みをつける。(高木 恵)

最新のカテゴリー記事