
2番、ティーショットを放つ原英莉花(カメラ・安藤 篤志)
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 最終日(8日、静岡・東名CC=6590ヤード、パー72)
前週の日本女子オープンからの2週連続優勝へ8位から出た原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は3バーディー、5ボギーの74と落とし、通算5アンダー28位だった。
来季米ツアーの2次予選会(17~20日、フロリダ州)前最後の実戦。3番から3連続ボギーを喫し、6番は約2・5メートルのチャンスを決めきれず、8番パー5ではティーショットを右林に入れるなど苦しい展開が続いた。最終18番は4メートルを沈めてバーディーで締め、笑顔で終えた。「こういう日もあるのかなって。ショットの調子はそこまで悪くないので、気負わずにプレーできたらいいかな、と思う」と振り返った。
予選会まで1週間ある。「ドライバーに比べてアイアンショットが引っかかるというか、自分が思っているよりも左に行ってしまうことが多いので、そこを調整したい」と課題を挙げた。渡米前に師匠の尾崎将司の元を訪れ、指導を受ける予定だ。
「QT(予選会)はすごい苦手意識あるので、気を引き締めていかないと。2コース覚えなきゃいけないので、他の記憶は捨てるくらいのイメージで、コースだけ脳みそに入れると思って集中していきたい」と意気込みを口にした。