１０番ティーショットを放つ金田久美子（カメラ・安藤 篤志）
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 最終日（８日、静岡・東名ＣＣ＝６５９０ヤード、パー７２）
５０位で予選通過した金田久美子（スタンレー電気）は５バーディー、ボギーなしで、この日のベストスコア６７をマークし、通算７アンダー１８位。ホステスプロとして最終日を盛り上げた。
「頑張りました。初めてこのコースで６０台で回れた」と笑顔が弾けた。前半１３番でピン右手前３メートルのバーディーパットを沈め、６番パー３はグリーン回りからの第２打を直接カップに放り込んだ。９番でもチップインを決め、連続バーディーで締めた。「ショットは３日間まあまあ。バーディーパットをいっぱい打てた。入ってはいないけど（笑い）」。
６月は原因不明の頭痛、７～８月は体調不良に苦しんだ３４歳は「涼しくなってきて、体調もだんだん戻ってきた」。今季は３月の明治安田生命レディスでの５位が最高順位。終盤戦へ調子を上げていきたいところ。「惜しいパターが増えてきたし、昔のイメージが戻りつつある。ショットもドライバーが先週くらいから良くなってきているので、引き続き調子を良くしていきたい」と巻き返しを誓った。