稲見萌寧、エースパターで19メートルバーディーパット沈め首位発進「パッティングが決まってくれた」


9番で第2打を放つ稲見萌寧。初日6アンダーで首位に立った(カメラ・今西 淳)

9番で第2打を放つ稲見萌寧。初日6アンダーで首位に立った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース 第1日(13日、千葉・セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 ツアー通算12勝の稲見萌寧(Rakuten)が7バーディー、1ボギーの66をマークし、首位発進した。6番で19メートルのバーディーパットを沈めるなど、パットが好調。「出だしフックで、スライスして、フックして、スライス」という難しいラインだったが見事に入れて勢いをつけた。「パッティングがしっかり決まってくれたので、そこがスコアにつながった」と分析した。

 前週のスタンレーレディスホンダの最終日からエースパターに変更。ストロークも変更して、調子を上げた。今週はパッティングコーチの橋本真和氏の弟子・須藤大和氏がキャディーを務める。「いつもは基本一人でやっているんですけど、今週は一緒にラインを読んでいる」と頼もしい味方となっている。

 昨年8月のニトリレディス以来優勝が遠のいているが、復調の手応えをつかんでいる。「初日はいいスタートを切れるようになってきたので、もう1ランク上に行けるように、ピンを狙い続けて、スコア出せるように頑張りたい」と残り2日間へ意気込んだ。

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