７番、ティーショットを放つ金谷拓実（カメラ・豊田 秀一）
◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第３戦 日本オープン 第３日（１４日、大阪・茨木ＣＣ西Ｃ＝７３１５ヤード、パー７０）
賞金ランク１位の金谷拓実（Ｙｏｇｉｂｏ）はぎりぎり予選通過の５９位から出て、７バーディー、１ボギーで回り、この日最少の６４で猛チャージ。通算１アンダーで首位と５打差の１９位に順位を上げた。
早朝スタートから見事な追い上げを見せ「本当にいいラウンドができた」と満足そうに話した。初日は７５と出遅れ、第２日も終盤にスコアを落として７０。前日の後にアマ日本代表時代から指導を受けるガレス・ジョーンズコーチにショットをみてもらい「修正しながら練習して、今日はすごくピンに絡むことが多かったので良かった」とアイアンショットが改善したと明かした。
前半に２つ伸ばすと、後半は１１番で５メートル、１２番で３メートル、１３番で１メートル強につける３連続バーディー。「いいパットも打てたと思う」と本来のプレーを取り戻した。最終日に向け「まだまだ明日も、もうちょっと頑張らないといけない。最後まで何が起こるか分からないのが日本オープンだと思うので、自分らしくアグレッシブなプレーをしたい」と前向きだった。