ポイント81位からシード圏入り狙う渋野日向子は70で46位「最近にしてはマシだった」…TOTOジャパンC初日


9番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西  淳)

9番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)

◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 第1日(2日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)

 米ツアー参戦2年目の渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で2アンダーの46位発進となった。3番で2・5メートル、4番で1・5メートルを決めて連続バーディー。9番パー5で第1打を左の林に入れてボギーとし、1アンダーで折り返した。後半は12、14番でバーディーを奪った後、最終18番で第1打をバンカーに入れ、ボギー締めとなった。

 ラウンド後は「最近にしてはマシだったように思う。5メートル以内につく回数が比較的今日は多かった。パー5で2回(ティーショットを)ミスしてしまい、悔しかった」と振り返った。6月以来、5か月ぶりの日本で多くの声援を受けプレーした。「初日ということでどういうスタートを切れるか不安もあった。これだけたくさんのギャラリーさんに見ていただけることが本当にありがたい。まずは今の自分の全力を尽くすことがやるべきこと」と感謝の思いを語った。

 米ツアーの今季ポイントランクでは来季シード権獲得(80位以内)の圏外である81位からの滑り込みを、この試合を含めた残り2試合で目指す。第2日以降へ「これだけ(上位選手で)ビッグスコアが出ているので、あと3日、相当頑張らないといけない。一打に全力を尽くして頑張りたい」と前向きに話した。

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