◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 最終日(5日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)
日本ツアーの2021―21年賞金女王で3位から出た稲見萌寧が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算22アンダーで逆転で昨年8月のニトリレディス以来、今季初優勝を飾った。
桑木志帆が71で1打差の21アンダーでペ・ソンウ(韓国)と並んで2位となった。
65と追い上げた申ジエ(韓国)がリン・シユ(中国)と並び20アンダーで4位。昨年大会覇者ジェマ・ドライバーグ(英国)は65と伸ばし、19アンダーの6位だった。
畑岡奈紗は74とスコアを落とし、18アンダーの8位で米ツアー7勝目はならなかった。
古江彩佳は15アンダーで23位。渋野日向子は70で回り、12アンダーの40位で終えた。
◆稲見 萌寧(いなみ・もね)1999年7月29日、東京都生まれ。24歳。9歳でゴルフを始め、2016年にナショナルチーム入り。18年のプロテストに一発合格。19年にツアー歴代最高のパーオン率78・2079%を記録。20―21季は9勝で賞金女王に輝く。通算13勝(メジャー1勝)。21年の東京五輪で銀メダル獲得。166センチ、58キロ。