畑岡奈紗は最終日失速で18アンダー8位「勝つことでしかこの悔しさを晴らせないと思う」と前向く


3番ティーショットを放つ畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

3番ティーショットを放つ畑岡奈紗(カメラ・今西 淳)

◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック 最終日(5日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)

 首位で出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算18アンダーの8位で、米ツアー7勝目はならなかった。15番の第2打は出球が右に出る珍しいミスでダブルボギー。17番で奪ったバーディーが唯一となった。

 大会中はショットが思うようにいかないと明かしており「自分で不安だと思っていた部分が出てしまった」と残念そう。チャンスの場面もバーディーパットを沈めることができず「うまく打ち出せていなかった。スピードも合っていなかった」と振り返った。

 優勝賞金30万ドル(4500万円)を加算すれば、17年から参戦する米ツアーの生涯獲得賞金で、日本人歴代1位で米9勝の宮里藍(830万2365ドル)を抜き日本人トップに立つところだったが、記録更新は持ち越しになった。「こういう負けというのは今後に生かしていかないと、勝つことでしかこの悔しさを晴らせないと思うので、しっかり頑張りたい」と、次戦の今季最終戦、CMEツアー選手権(16日開幕・フロリダ州)での巻き返しを誓った。

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