メジャー5勝のブルックス・ケプカ「ここから全てが始まった」 ジャンボ尾崎以来の大会3勝目へ意欲


プロアマ・1番、ティーショットを放つケプカ(カメラ・渡辺 了文)

プロアマ・1番、ティーショットを放つケプカ(カメラ・渡辺 了文)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス プロアマ戦(15日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 今年の全米プロを含む海外メジャー5勝のブルックス・ケプカ(米国)がプロアマ戦後に会見に出席。5年ぶりに宮崎に帰ってきた2016、17年のチャンピオンは、尾崎将司以来の大会3勝へ意欲を見せた。

 「この大会は自分にとって特別な試合。ここから全てが始まった。2016年に優勝できたことが、その後の3年間での4つのメジャー制覇(17、18年全米オープン、18、19年全米プロ)につながった。勝つことで自信が芽生えるし、更に勝つことでより自信を持てるようになる。もし今年また優勝できれば、更に今後何年かの自信につながると思う」と風格を漂わせた。

 この日はプロアマ戦で18ホールをラウンド。「少しのミスはあったが、状態としては良い。コースのコンディションも素晴らしい。前回出場した時よりはグリーンが硬めで速い印象。フェアウェーをキープしないといけないと改めて感じた」と感触を口にした。

 13日の来日直後から、大好きな宮崎牛を堪能中だ。「ほとんど直行で向かったよ。本当においしかったよ」とご満悦。「今日また行く予定。なるべくおなかをすかせて夕食に臨みたい」と楽しみにした。コースではもちろん、フェニックスCC名物の宮崎牛の牛丼を食している。

 予選ラウンドは6月の全米オープンを制したウィンダム・クラーク(米国)と2021年マスターズ覇者の松山英樹と同組。「とても楽しいグループになった。クラーク選手とは仲が良くて、松山選手とも何度かプレーをしている。お互いのいいところを出し合いたい。松山選手はホームでのプレーになるし、クラーク選手は勢いに乗っている選手。自分もその勢いを受けられたらと思う」と意気込んだ。

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