◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 第1日(23日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、賞金王に王手をかけている中島啓太(フリー)は3バーディー、1ボギーの2アンダー70と伸ばしきれず、首位と7打差の48位発進となった。
最終9番は右ラフからの第2打を、グリーン右手前に外した。アプローチは3メートルオーバー。パーパットは決まらず、天を仰いだ。「全然、バーディーが取れなかった。チャンスでも入りそうで入らないのがこのコースの難しいところ。最後も最悪の終わり方をしてしまった」と肩を落とした。
4番でバーディーを奪った直後の5番パー5。ドライバーを握ったティーショットがクリーク(小川)に捕まった。4オン1パットでパーをセーブしたものの、悔しさしか残らなかった。「大袈裟に言ったら、今週の流れを変えるような一打だと思う。最後のボギーもセカンドのジャッジミスだったので、悔いが残る一日だった」と振り返った。
賞金ランク2位の金谷拓実(Yogibo)が6アンダー4位と好スタートを決めた。「良いプレーをされるのは分かっていたことなので、自分が伸ばすだけ。かなり順位が落ちてしまったので、予選通過することを優先しながらスコアを伸ばしていきたい」。優勝なら最終戦を待たずに賞金王が決まる。徐々に上位との差を詰めていく。