日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)と特別賞の表彰式が13日、都内ホテルで行われた。特別賞を受賞した2015、16年の日本女子ツアー賞金女王で、今季限りで日本ツアーを引退したイ・ボミ(韓国)が出席し「満場一致でいただいたことにびっくり。今まで頑張った自分自身と支えてくれた家族が誇らしい」と日本語で受賞の喜びを語った。
自ら選んだ黒いワンピースでドレスアップし、会場を彩った。壇上ではスピーチのために考えた言葉を忘れてしまうアクシデントもあり「準備したのに、全然しゃべれなかった」と悔しげな表情も見せた。日本ツアーは引退したが、オフもイベントなどの仕事が立て続けにあり、リラックスはできていないという。「イベントが終わったら韓国に帰ってゆっくりできるかな」と期待を膨らませた。
今後の活動は未定と話すボミ。「どういう仕事があるかわからない。ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。もっとたくさん会いたい」。以前は旅行を楽しみたいと話し、秋にはフランスを訪れた。「オーロラを見たいし、イタリアにも行きたい。赤ちゃんができる前には遠いところに行ってみたい」と日本ツアーを引退した今、やりたいことがたくさんあると言う。