ソニーオープン出場を明かした平田憲聖（兵庫・よみうりＣＣで）
５月のミズノオープンでプロ初優勝を挙げ、７月の国内メジャー大会「日本プロゴルフ選手権」で大会最年少で完全Ｖを飾った平田憲聖（２３）＝エレコム＝が１６日、よみうりカントリークラブ内にある「ミズノリサーチ＆パフォーマンスセンター」で来春新発売のドライバーの試打を行った。新製品の性能をチェックした平田は「構えた感じも良い。スピン量も２０００回転前後と理想的な数値でした」とニッコリ。
「初優勝を含めてツアーで２勝できましたが、自分の理想のゴルフをして勝てたとは思わない。もっと優勝争いができたはず…。今季は７５点の出来でした」と今季を振り返った。初めて出場した海外メジャーにも触れ「全英のコースコンディションに対応出来なかった。自分のショットをもっと高めたいと感じた」と語った。
とは言え焦りは全くない。年内は技術力アップよりトレーニングを中心とした練習を行って、来年１月の「ソニーオープン」（米国・ハワイ州）から始動。「順位とか目標は立てていない。とにかく自分のゴルフを貫き、４日間戦い抜くこと。来季は国内ツアーが主戦場になると思います。自分のゴルフができるようになれば、海外にも積極的に挑戦したい」とさらなる飛躍を誓っていた。