渋野日向子杯ソフトボール大会が開催「小学生最後の思い出となるように」始球式でマウンドに登場


始球式で山田恵里(元ソフトボール日本代表)を相手に投球する渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

始球式で山田恵里(元ソフトボール日本代表)を相手に投球する渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

 女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が主催する「第2回 渋野日向子杯・岡山県小学生ソフトボール大会」が24日、地元・岡山の倉敷マスカットスタジアムで行われた。アスリートが他競技の大会を主催するのは異例で、自身は小学2年からソフトボールに励み、6年時に4番・エースとして活躍した。

 渋野は開会式で始球式に登場し、マウンドに立った。ともに東京五輪ソフトボール金メダルの原田のどか外野手(岡山出身)=トヨタ自動車=、昨年現役を引退した山田恵里さんと“真剣勝負”を演じた。原田は三邪飛となり、山田さんは右前打を放った。

 大会には男女混合16チーム、女子4チームの計20チームが参加。23日に予選大会を行い、この日は決勝が行われた。「中学生への進級に臨み、近隣地区の競技者同士の交流を深めること。選手が笑顔でプレーできる環境を提供し、小学生最後の思い出となるような大会とすること」を大会開催の趣旨としている。

 決勝戦のほか、スナッグゴルフ&ゴルフ教室が行われ、トークショー、ベースランニング大会、ホームラン大会も実施される。

 渋野は小学2年から地元のチームでソフトボールに励み、高学年になると投手を務めた。今回も、RSK山陽放送などが後援、所属先のサントリーを始めとした8社(団体含む)の特別協賛、協賛4社の後押しがあり、昨年に続いて渋野の次世代に夢を与えたいという願いが実現した。

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