◆米男子プロゴルフツアー ザ・セントリー 第1日(4日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7558ヤード、パー73)
米男子ゴルフの2024年シーズンが開幕。ツアー参戦11年目の松山英樹(LEXUS)は4バーディー、2ボギーの2アンダー71で回り、首位と7打差の46位で今季最初のラウンドを終えた。サヒス・ティーガラ(米国)が9アンダーでトップに立った。
松山は16番でフェアウェーからの93ヤードの第2打をバックスピンでピン奥1・5メートルにつけ、連続バーディーを奪い4アンダーまで伸ばしたが、上がり2ホールでスコアを落とした。ピンが左サイドに切られた17番で第2打をグリーン左に外し、18番パー5は第1打を左に曲げ4オン2パットで連続ボギーとした。
ホールアウト後の中継局のインタビューで「17番でボギーを打っているので、その分、バーディーを取りたいなと思って振ったら曲がってしまった。そういうところで、もう少しかな、って感じ」と振り返った。全体を通しての感触は悪くない。「距離は今日は行ってなかったけど、安定性っていう意味では良かったかなと思う」と前向きな言葉を口にした。
序盤からチャンスを作るも、惜しいホールが続いた。6番は1・2メートルが右を抜けた。7番は4メートルがカップに蹴られ、14番は1メートル半を外した。「決めきれなかったけど、本当にミスっていうところは14番の短いところと、6番ぐらいの感じ。本当に一筋ラインが違っただけ。明日同じことを続けてやって、どうかっていうのを判断して、その後はまた考えていけばいいかなっていう感じ」。残り3日で浮上を狙う。
米ツアーはシーズン開幕を昨季までの9月から1月に再編。今大会は昨季の優勝者、フェデックスポイント上位50位までの選手らが予選落ちなしで4日間争う。