松山英樹「せめてトップ10前後ぐらいにはいたかった」 パット苦戦…今季開幕戦は58位


◆米男子プロゴルフツアー ザ・セントリー 最終日(7日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7558ヤード、パー73)

 今季開幕戦の最終ラウンドが行われ、54位で出た松山英樹(LEXUS)は5バーディー、1ボギーの69で回り通算8アンダーとしたが、出場59人中58位だった。65をマークしたクリス・カーク(米国)が29アンダーで逃げ切り、通算6勝目を挙げた。

 松山は、ホールアウト後に中継局のインタビューに応じ「なかなか思うようなショットは打てなかった。後半ちょっといい兆しがあったので、それがどうなっていくか」と振り返った。

 スコアを一つ伸ばして迎えた後半は3番で第2打を2メートル半に運び沈めるも、直後の4番は1メートルのチャンスを決めきれず。5、6番と連続バーディーを奪ったが、最終9番パー5で1メートル弱のバーディーパットがカップに蹴られるなど、グリーン上で苦しんだ4日間だった。

 「パッティングはあまりいい兆しが見えない。(昨日までの)3日間よりは、いいストロークは出来たかなと思うけど、最後もそうだが引っ掛けたりプッシュしたりしている」と課題を口にした。

 米ツアー11季目のシーズン開幕戦は悔しい結果に終わった。「もうちょっと上位に、せめてトップ10前後ぐらいにはいたかったっていうのはある。そう出来ないっていう今の現状をしっかり受け止めて、どうしていかなきゃいけないかっていうのを考えて、来週もあるので、しっかりといい状態で入れるように頑張りたい」と前を向いた。次週は2022年に優勝しているソニーオープン(11~14日、米ハワイ州ワイアラエCC)に臨む。

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